昨今
コンサートやイベントの中止・自粛、
こういう時だから仕方ない…
といった空気も
そろそろやり過ぎでは?
という空気になってきましたね。
本当にそう思います。
こういう天災や災害があった時、
不要不急ではない、として削られていくのは
音楽を含めた芸術や娯楽です。
もちろん消費する側はそうです。
でも私たちのようにそれを生業にして
生活している人たちにとっては不要不急ですよね。
芸術などの文化も経済を回すための一端として
役割を果たしているはずなんです。
でも今回の自粛ムードを受けて
良かった動きもあると思います。
直接的な収益にはならないけど
いろいろなアーティストが動画を公開したり、
ブログなどで音楽の在り方について意見したり…
先日、東京交響楽団が行ったコンサートも
コロナ対策で無観客でしたが、生配信することで
10万人もの視聴があったそうです。
本来のホールのキャパからするとものすごい人数です。
同じプログラムで何ヶ所で公演をしても
この人数の観客を動員することは不可能です。
きっと普段クラシックに触れない人で
なんとなく見てみたという人も含まれていると思います。
でもそういう人たちが今後クラシックに興味を持つきっかけになっただけでも、とても素敵なことですよね。
今回の配信で直接の収益にはなりませんが
長い目でみたら実りあるものになるはず。
暗い雰囲気に流されずに、
こういう部分にも目を向けていかなきゃいけないと
思いました。
もやもやしてても仕方ないし、
時間がたくさんあることをちゃんと利用して
練習、読書、語学の勉強、
インスタ、ブログの更新、
できることからしっかりやります。
気持ちで負けてはいけない!