きなりのブログ

ピアニストきなりの日常を綴ります。

オンラインレッスン

緊急事態宣言が延長されたため、

レッスンもまた今月いっぱいお休みです。

 

思ったよりもこの辛い状況が長期戦で、

日々のモチベーションを保つのが

1番難しいかもしれません。

 

でもこの機会に新しいことに挑戦したり、

今までのやり方を見直したり…

 

チャンスに変えなくてはいけない!

ってTVで東国原さんが仰ってました。

確かにその通り…!

 

さて、私の生徒さんも数名オンラインレッスンに

切り替えてくださっています。

 

普段対面でレッスンしていたので

オンラインレッスンだと少し勝手が違いますが、

慣れてきたらとても良い方法だと思います。

 

・自宅で受けられるのでスケジュール調整がラク

・保護者の方は送り迎えがいらない

・家事をしながら子どものレッスンの様子が分かる

・普段の練習環境のままレッスンが受けられる

 

いろんなメリットがあります!

 

またオンラインレッスン後には

オンラインでは伝えづらかった内容の要点や注意点を動画にしてお送りしています。

 

 

これを機に、オンラインレッスンも選択肢に入れられるとピアノがもっと身近になる気がします。

 

私もまだまだ試験的な段階ですが、

これからもっと取り入れていけたらと思っています!

 

 

延長の延長

本日、ヤマハや山野楽器が

新型コロナウイルスによるレッスン休講を15日までとしていたものを、さらに延長することを発表しました。

 

再開時期は未定としています。

 

https://www.yamano-music.co.jp/lesson/school/otemachi/topics/detail/104834131130779

 

 

これでレッスンが最低でも約1ヶ月は無くなったことになります。

 

生徒さんたちのことが頭をよぎります。

 

 

練習はできてるだろうか

落ち込まずに気分を上げるためにピアノを活用できてるだろうか

子どもたちにとっての1ヶ月は貴重なのに内容を進めてあげられない

大人の生徒さんは自己流の練習で身体を痛めたり癖がついてしまったりしないだろうか

 

 

いろいろな心配があります。

 

 

この事態の早い終息とレッスンの再開を願うばかりです。

 

 

最後に演奏動画を載せておきます。

Leorard ChoenのHallelujah(ハレルヤ)という曲です。

https://m.youtube.com/watch?v=AO7C7F0ZWCo

 

多重録音です。

ピッチカートのように聞こえるパートもピアノの音です。

弦を直接ミュートしてダンパーペダルを踏みながら打鍵しました。

自宅のピアノで録音したので、内部奏法もある程度は良いかな…と思い…

(本当はピアノを痛めてしまうのであまり推奨はできません…)

 

 

こういう時だからこそ、

ブログも更新できるように頑張ってみようと思います。

 

自分自身を律するためにも!

 

昨今

コンサートやイベントの中止・自粛、

 

こういう時だから仕方ない…

といった空気も

そろそろやり過ぎでは?

という空気になってきましたね。

 

本当にそう思います。

 

こういう天災や災害があった時、

不要不急ではない、として削られていくのは

音楽を含めた芸術や娯楽です。

 

もちろん消費する側はそうです。

でも私たちのようにそれを生業にして

生活している人たちにとっては不要不急ですよね。

 

芸術などの文化も経済を回すための一端として

役割を果たしているはずなんです。

 

 

でも今回の自粛ムードを受けて

良かった動きもあると思います。

 

 

直接的な収益にはならないけど

いろいろなアーティストが動画を公開したり、

ブログなどで音楽の在り方について意見したり…

 

先日、東京交響楽団が行ったコンサートも

コロナ対策で無観客でしたが、生配信することで

10万人もの視聴があったそうです。

https://amp.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/202003/CK2020031002000226.html?__twitter_impression=true

 

本来のホールのキャパからするとものすごい人数です。

同じプログラムで何ヶ所で公演をしても

この人数の観客を動員することは不可能です。

きっと普段クラシックに触れない人で

なんとなく見てみたという人も含まれていると思います。

でもそういう人たちが今後クラシックに興味を持つきっかけになっただけでも、とても素敵なことですよね。

今回の配信で直接の収益にはなりませんが

長い目でみたら実りあるものになるはず。

 

 

暗い雰囲気に流されずに、

こういう部分にも目を向けていかなきゃいけないと

思いました。

 

もやもやしてても仕方ないし、

時間がたくさんあることをちゃんと利用して

練習、読書、語学の勉強、

インスタ、ブログの更新、

できることからしっかりやります。

 

 

気持ちで負けてはいけない!

 

 

調律と整調のお話

GW10連休が明け、

レッスンも通常通り始まりました!

 

毎年この時期に調律師さんから連絡が来ます。

この1年は自宅でデュオの練習もしたからか、ピッチの狂いはいつもよりも酷かった気がします・・・

 

昨日の仕事前に調律をお願いし、

今日はお休みだったので整調もお願いしました。

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というのも、私の自宅のグランドピアノには

消音機能という機械がついておりまして・・・

今更ですが自宅でもちゃんとした練習をするためには音色やタッチにもこだわりたいので、機械を外していただくことにしました。

 

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ハンマー手前にある銀色のバーが消音するための機械です。

これを外すことによってピアノの状態が変わるため、ストローク(ハンマーから弦の距離)やドロップ(ハンマーの戻り)などもピアノ本来のものに戻さなければなりません。

 

この、ストロークやドロップなどアクションや鍵盤を調整する作業を整調と言います。

調律とは弦を調整する作業ですね。

 

消音機能をつけていたので、タッチが変わってしまうのは仕方がないこと・・・と諦めていましたが、そもそも機械を取り外してしまえば良いということにようやく気づきました;

 

以下は今日の整調でピアノがどう変わったか、

備忘録として書きます。

 

ストローク(打弦距離)が平均46㎜~47㎜のところ、47.5㎜と大きくなってしまっていた(ハンマーが下がっていた)

ストロークを狭くすることで指にかかる鍵盤の重さ、タッチが軽くなった

 

ストロークに合わせてレットオフ(ハンマーが弦に最も接近する距離)も調整

→より明瞭な音色、響く音に

 

☆アフタータッチも平均より1㎜大きかったので、調整

→打鍵の感触がとても素直になった

 

☆ドロップも調整

ナックルという鹿の皮でできた部品も消耗していたので黒鉛を塗って滑りを良くする

→無駄な運動が減るので連打やトリルもやりやすくなる!

 

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今回の調律、整調でピアノについて気になることや、打鍵や音色がピアノ内部のどの部品のどの動きによって変わるのかたくさん教えて頂きました。

 

調律師さんがお話好きな方なので質問攻めにしても快く答えて下さいましたが、

本来は作業中にお邪魔してしまうのは良くないのかなあ、と思ったりもします・・・

調律師さんも人なので、個人差はあると思いますが。

 

そんなわけで今日はとても充実した休日でした!

これからの練習が楽しくなりそうです!

 

 

 

 

 

 

着物でフレンチへ

先日、友人と3人で

表参道にあるフレンチに行ってきました!

 

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せっかくなのでお洒落をして行こう、ということになったので私は久しぶりに着物を着付けて行きました。

涼しげな単衣の着物。

久しぶりだったので着付けに1時間ほどかかってしまいました…

 

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お腹も心も満たされた1日でした!

たまには自分にご褒美で、贅沢なご飯も良いですね。

 

 

 

ピアノの調律

1年に1回、楽しみにしている調律の日。

調律が終わった後のピアノは

音程も響きも綺麗になっていて

練習がとても楽しくなります。

 

 

担当の調律師さんは私がピアノを始めた時からお世話になっています。

今回も調律を始める前に

気になっている鍵盤のことや

コンディションの確認などをお話してから

作業をお願いしました。

 

調律をしている最中は

リビングにて静かに待ち…

約1時間で調律が終了!

 

掃除状況やコンディションも良いということで

一安心です。

 

そして、気になっていた鍵盤。

中音のDisの鍵盤が、ダンパーが上がったまま下がらず音が響いた状態になってしまう、

ということがありました。

 

こちらの問題は、アクションを引き出し、

調整してもらうことで解決しました。

 

調律師さんはピアノのお医者様のような、

ピアニストにとってなくてはならない存在ですね!

 

 

ちなみに、私の自宅のピアノは

1年に1回のペースで調律していただいています。

高校時代は自宅のピアノで練習することが多かったため、半年に1回お願いしていましたが、

大学、社会人となってからは学校や職場のピアノで練習することが多くなり、自宅で弾く時間が少なくなったため、1年に1回に変更しました。

ただ、調律時期の2、3ヶ月前になると少しずつ音程が気になり始めたりはします。

 

よく生徒さんからも調律について質問されますが、基本的には1年に1回の調律で十分かと思います。そして気になる部分が少しでもあったら、調律師さんにすぐにご相談を!

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夜景が見えるスタジオでレッスンした話。

今日はいつもと違う場所、

夜景の見えるスタジオでレッスンでした!

 

場所は新浦安駅から徒歩3分ほどの

浦安音楽ホールです。

最近新しくリニューアルされ、

コンサートホール、スタジオ、

飲食店が入った複合施設のような作り。

 

コンサートホールでは仲道郁代さん、

小曽根真さん、篠崎史紀さんなどの

著名人も演奏会をされています。

 

私が使用したスタジオはCスタジオで、

大きな窓からは日差しが入り、

夜はビルの夜景が見える開放的な作りでした!

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たまに違う場所でレッスンするのも

良い気分転換になりますね。

 

 

そして、山野楽器新浦安店は

5月26(土)にヤマノミュージックサロン新浦安

としてリニューアルオープンします!

 

新しいコースも増えるそうなので

今からとても楽しみです。